地域のお子さんとお母さんを笑顔に

 私は長い間、塾講師を生業としています。この間、多くのお子さん、保護者の方と出会ってきました。そしていつも考えるのは、それぞれのお子さん、保護者の方のご期待にどう応えていくかということです。しかし私が塾講師を始めた時と今とでは大きく変わってきています。以前のような学歴偏重の考え方は少なく、それぞれのご家庭で多種多様な考え方、幸せの価値観を持っています。もしかすると家庭内でもそれぞれの考え方や価値観が違うのかもしれません。

 そんな今、学習塾に何を求めているのかもそれぞれのお子さん、保護者の方で違っていて当然です。プリモ個別指導塾の目指しているのは「地域密着」ではありません。「お子さん・保護者の方、一人ひとりに密着した塾」です。我々民間の教育機関も単に学校教育・家庭教育の補完として教科指導をするだけではなく、その役割を大きく変えなければならない時期へと来ていると私たちは考えています。このような形は全国展開をしているような大手の学習塾ではできません。私たちのようなスモールスケールで運営している学習塾だからこそのメリットだと考えます。それぞれのお子さん、保護者の方が私たちとの関わりの中で笑顔になれる。それがプリモ個別指導塾のミッションです。

私たちが大切にしていること

 私たちにご興味をお持ちいただきお声をかけていただく方は皆さん、お子さんの勉強に対して何か問題を抱えていらっしゃいます。そして学習塾を利用する方は皆、成績の向上を期待しているのは当然です。私は今まで様々な形態の塾で指導をしてきました。しかしお子さんの成績を上げるための要素として、個々に合わせた指導は大切ですが、その形態はあまり重要ではありません。そして最近の潮流としてICTや特にAIを用いた指導の効果性を謳っているケースが多く見られますが、これらのツールはあくまでツールでしかすぎません。

 お子さんへの指導は人から人へが基本。これらのツールで自ら学習ができ、成果が出ているお子さんは元々、勉強について問題を抱えていないのです。私もプリモ個別指導塾を開いた時はICTを使った指導をしていましたが、今はやめています。人と人とが話すからこそ伝わる教える側の熱意、教わる側の想い。これが指導には必要不可欠なものなのです。そして学習塾のスケールを大きくすればするほど、その熱は冷めていきます。お子さんの想いを感じ取るアンテナの感度も薄れていきます。大切なお子さんを私たちに預けてくださる保護者の方のご期待に応えるために、プリモ個別指導塾はスモールスケールでの運営を変えません。そして私も直接指導をし続けます。

 私が関わったお子さん、保護者の方全員に笑顔を届けるために。

合同会社PRIMO 代表